マドリードで開かれた「チーズケーキコンテスト」
スペインのレストランではチーズケーキをデザートメニューに取り入れている店が少なくありません。
そのスタイルは店によってさまざま。多くの職人がいて、その数だけレシピがあります。
では、いったいどのチーズケーキがもっとも美味しいのでしょうか。
その答えを出したのが、マドリードのシェフ・パティシエ協会『ACYE』が主催する「マドリードにおける最高のチーズケーキコンテスト」でした。
2022年の優勝は、レストラン『Tatel（タテル）』のパティシエ
2022年、「マドリードでもっとも美味しい」というお墨付きをもらった王者は、レストラン『Tatel（タテル）』のヘッドパティシエ、ペドロ・モレノさんです。
彼が生み出したチーズケーキには、山羊のチーズ2種が使われています。いずれのチーズもマドリード産のクオリティが認められたものです。
チーズケーキのベースはサクサクのサブレ。クリーム部分はキメがなめらかで、コクがしっかりありながら重くはありません。蜂蜜の巣の形をしたクッキーが添えられ、一緒にいただきます。
食感と甘さのバランスが絶妙で、これはレストランでの食事を締めくくるのにふさわしい堂々たる優勝スイーツです。
ペドロさんによると、美味しさの秘密（の1つ）は、170℃で優しく焼き上げ、30分以上オーブンに残さないことだとか。
終日オープンしている店なので、チーズケーキを目当てに午後のおやつタイムに足を運んでみるのも良いでしょう。ぜひ、最上級と称された味を試してみてください。
2位、3位に選ばれたのは？
ちなみに、「マドリードにおける最高のチーズケーキコンテスト」の2位、3位も気になる方がいるかと思うので追記しますと…。
2位はミゲル・アンヘル・マテオス氏が代表を務めるレストラン『Círculo Mercantil del Casino Gran Vía ／ シルクロ・メルカンティル・デル・カジノ・グランビア』（住所：Gran Vía, 24）、3位はセルジオ・アルホナ氏が店長を務める『Luna & Wanda ／ ルナ&ワンダ』（住所：Espronceda, 3）のチーズケーキでした。
※この情報は2022年9月のものです。サービス内容等は変更になる場合があります。
