マラサーニャ地区に新しくオープンしたチョコラテリア「Bombón(ボンボン)」。地下鉄カジャオ(Callao)駅・ノビシアード(Noviciado)駅・グランビア(Gran Vía)駅、いずれからも徒歩約5分ほどで行ける距離にあります。
オープンから間もないのですが、この店のホットチョコレートはすでに地元の住人たち、グルメライターたち、甘党たちの間で話題になっています。
チュロスの相棒=ホットチョコレートに使われているのは、カカオ70%のチョコ。フェアトレードで仕入れたというオーガニック製。
そのチョコに混ぜるミルクを、この店では数種類の中から自分の好みで選ぶことができます。牛乳のほか、豆乳、ヘーゼルナッツミルク、ココナッツミルク、オーツミルク、そしてライスミルクも。味見OKとのことなので、試してから決めたい場合は遠慮なく店員さんに伝えてみてください。
さらに、もう少しオリジナリティを加えたければ、シナモンやジンジャーといったスパイスや、生クリーム、ピーナッツクリーム、キャラメルなどを追加することができます。
体にも地球にも優しいチョコラテリア
チョコレートに加えられているのは、精製されていない砂糖。白砂糖に比べてビタミン・ミネラルなどの栄養価が高く、消化吸収がゆるやかなため血糖値の急激な上昇をおさえることができます。
素材選びには「できるだけ体に優しく」という思いと、また「地球に優しく」という意識が現れています。例えば、この店ではテイクアウト用の容器にプラスチックを使っていません。使い捨てのコップは100%天然由来のエコ素材。CO2が排出されず、土に還っていくという循環食器です。
テイクアウトの際はマイボトルやマイ食器を持参すると料金を割引してくれるサービスも。
チョコラテリアなので、チュロスのほかにチョコレート菓子も揃っています。
朝食やメリエンダ(午後のおやつ)には、オーガニックパン、エンパナーダ、自家製ケーキなどを。
お店のおすすめは、エコフルーツとチョコの組み合わせだとか。
ビーガン向けのメニューもあります。
オプションをいろいろ楽しめる新しいスタイルのカフェ。
ただ、チュロスは店内で揚げておらず毎朝取り寄せているそうなので、サクサクしたベストな美味しさを求めるなら午前中の早い時間に行くことをおすすめします。