100万人を動員する大フェスティバル Rock ‘n’ Roll Marathon Madrid
「ロックンロールマラソン」。
穏やかなマドリードの街で行われる、なんだか気になるマラソン大会・・・。
実はこのイベント、マドリード市民たちの多くが参加する毎年恒例のマラソン大会。応援や見物客を含め100万人を動員するといわれる一大フェスティバルです。
スタート地点はコロンブス広場近くのカステジャーナ大通り。そこからレアル・マドリードのホームスタジオ ベルナベウを過ぎクアトロ・トーレスで折り返し、その後、ベンタス闘牛場、プエルタ・デル・ソル、マヨール広場、王宮、デボ神殿、スペイン広場、ビセンテ・カルデロン・スタジアム、アトーチャ駅、ソフィア王妃芸術センター、プラド美術館を通り、シベレス広場手前にあるネプチューンの噴水辺りでゴール。
ポイント地点でライブ演奏が聴ける、まさにロックンロールなマラソン大会
マドリードの名所をまわりながら街の中心を走り抜ける。それだけでも爽快で楽しそうですが、ロックンロールマラソンがスペシャルなのは、ランナーを盛り上げてくれるライブ演奏付きであること。
フルマラソン42.2キロのコースの20カ所とゴール地点にステージが設けられ、音楽ライブが行われます。
距離表示にはプラド美術館所蔵の絵画レプリカを展示
また、今年はプラド美術館の200周年記念イヤーということで、プラド美術館が所蔵する作品のうち42の主要絵画のレプリカをコースに設置。1キロから42キロまで、1キロごと42カ所に距離表示として名画が飾られます。
最後の42キロ地点の絵はベラスケスの名作「ラス・メニーナス」なのだとか。
そのほかの41作品、走りながらすべて鑑賞できたらすばらしいですね!
2019年の開催は4月27日
2019年の開催は4月27日(土)
スタートは朝8時
コースは10キロ、21.1キロ、42.2キロの3つ
ロックンロールマラソン・シリーズの公式サイトにコースマップが掲載されているので、応援に出かけたい方、ロックを聴きに行きたい方、街中でマラソンとコラボするプラド美術館コレクションを鑑賞したい方は参考に。