マドリードでもフアン・カルロス・プリメロ公園の桜が満開となり春がやってきました。
令和元年となる今年、心機一転、志を新たに新年度をスタートさせている方々もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、春の麗らかさが気分を後押ししてくれるこの時期、何かを始めるなら、今！
そこでご紹介したいのが、マドリードで行われている日本語によるピラティス・レッスンです。
海外生活支える体と心のために
インストラクターを務めているのは、ロンドン・東京・プーケットでの指導経験を持つ田村かの子さん。
さすがの美しい佇まいと、明るく清々しい笑顔が素敵な方。
田村さんのピラティス・レッスンが日本語であることには大きなメリットがあります。
ピラティスは体のコア（体幹）を鍛えていくエクササイズ。体の内部に意識を向けて胸式呼吸を取り入れながら腹横筋などを刺激していきます。この時、説明の言葉がすべて難なく耳に入ってくるというのは、かなり重要なポイントです。「けんこう骨」「肋骨」「背筋」、日本語ならすぐイメージできるこうした単語も、スペイン語ではややこしいもの。
田村さんのレッスンでは、精神的にも肉体的にも余計な負荷をかけることなく集中して効率の良い体作りをしていくことがができます。
そして、やはり海外生活の中では安心して過ごせるひととき、というのも大事ですよね。
体の不調を相談できたり、レッスン後にクライメイトたちと情報交換をしたり、そんなコミュニケーションも健康的な暮らしの支えになることでしょう。
気軽にピラティスを続けられるフレキシブルなシステム
ピラティス・レッスンは、マドリード市内の3カ所で行われています。
スケジュールと最寄り駅は以下の通り。
火曜 10:00 Manual Becerra
水曜 10:00 Canal, 20:00 Bilbao
木曜 10:00 / 11:30 / 14:30 Canal
レッスンは1回60分。
月謝制のほか回数券による受講も可能。
振替として他の曜日/場所でもクラスに参加することができます。
個人レッスンの相談もOK。
※詳しい住所や受講料、レッスン内容は直接お問い合わせください。
問い合わせ：（＋３４）６５３ ９０２ ２６２ （日本語対応）
「ピラティスは自分のペースで続けていけます。隣の人と比べる必要はないんですよ」と、田村さん。
実際にレッスンを体験してきましたが、運動不足＆体が超絶硬いという全くの初心者でも無理なく体を動かすことができました。レベルや経験年数に関わらず個々が自分のできる範囲で進めていけるので、経験者の皆さんたちの中に途中から加わっても遅れを感じることはありません。また、体が硬いからといってできないこともありませんでした。むしろ体が硬いと感じている人ほど、自然な柔軟性をつけていくためにはピラティスが向いているのではないでしょうか。
レッスンを通じて筋肉の位置や自分のバランスを知っていけることは、日常のあらゆる動作に関わる自己ケアに繋がりそうです。
レッスンでは、ボールを使ったヤムナと呼ばれるストレッチ・メソッドも取り入れられています。
このヤムナがまた心地ち良く･･････。
少人数制で、仕事や体調に合わせて利用できるフレキシブルなシステムも嬉しいところ。
田村さんの指導はわかりやすく丁寧で、脳にまでポジティブな刺激を受けられました。
生徒さんたちに話を伺うと「姿勢が良くなって歩き方が変わった」「腰の痛みがなくった」「ほどよく汗をかけてスッキリする」「かの子先生のレッスンが毎回楽しみ」と、皆さん笑顔。
ピラティスは内蔵機能が活性化されて自律神経が整えられるため、ホルモンバランスの分泌やリンパの流れにも好影響をもたらすといわれています。
運動不足の解消、基礎体力の向上、姿勢や不調の改善、ダイエット、産後の骨盤矯正、日常の息抜きなどなど。
目的はそれぞれ、ピラティスに期待できることはいろいろありますね。
田村かの子さん プロフィール
【プロフィール】
田村かの子さん
4年間ロンドンとザルツブルクでコンテンポラリーダンスを学び、ダンスプログラムの一環としてピラティス、ヨガ、インプロビゼーション、バレエを習得。2006年にロンドンにてアドバンスマットインストラクター資格を取得。 2007年には日本でIYCヨガインストラクター資格を取得し、スタジオヨギー、スポーツクラブイチゲキ、ドゥ・スポーツプラザ等、各スタジオで指導にあたる。2016年10月よりスペインに拠点を移し、活動を開始。マタニティピラティスインストラクターの資格も持つ。
