取材:Martín López
マドリード初!浮遊体験できる風のトンネルが登場
空を飛ぶ夢を見たことがありませんか?
飛行機に乗るのではなく、モーターをつけるでも、ハングライダーでもなく、鳥のように自分の手足だけで空を舞えたら、どんなに気持ちいいものか…。きっと誰もが一度は、空を飛んでみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。
現実には自由に飛び回ることはまだできませんが、宙に浮くことは可能です。
家族で楽しめるインドア エンタメ施設
屋内でスカイダイビング体験ができる施設「マドリード フライ(Madrid Fly)」が、マドリード州内で初めてラスロサスにオープンしました。ここでは、安全が確保されている風のトンネルの中、自分の体だけで空を飛んでいるような感覚を味わうことができます。
この垂直型の風洞装置は以前からプロのスカイダイバーたちのトレーニングに使われていました。地上へ落下する感覚を体感しながらバランスをとる練習をするためで、「マドリード フライ」にもプロたちがやってきます。ベテランたちの練習風景はまるでアクロバティックショーを見るよう。館内に併設されたカフェでお茶をしながらその様子を見ているだけでも楽します。
トンネルの大きさは、縦18.5m、横4.6m。ヨーロッパで最高レベルの規模です。風速は180~300kmの間で調整ができ、経験と身体能力によって速度を変えてバランスをはかります。
体験は5歳から可能。
値段は1分×2回58ユーロ。1分×4回99ユーロ。ペアチケットなら1分×4回109ユーロ。
※この情報は2016年8月取材時のものです。サービス内容等は変更になる場合があります。