2日目のマドリード、息抜きにレティーロ公園へ

プラド美術館の帰り道、または、セントロやセラーノ通りでショッピングをする前に。もしくは、長距離電車の発着地「アトーチャ」駅からちょっと歩いて気分転換の散歩に。
もし1時間程度の余裕があるのなら、緑に囲まれたレティーロ公園へ足を運んでみてください。

ここは、かつて王族の庭園だった場所。広大な園内には、王家にまつわるモニュメントや香りが楽しめるバラ園があります。

レティーロ公園

アーティチョークをモチーフにしたユニークな「アーティチョークの噴水」や、動物たちが表現された「ガラパゴスの噴水」など、噴水も細部まで美しく、優雅そのもの。

ほかにも気品ある彫刻類が点在しているのですが、中でも必見は、世界でここにしかないという「堕ちた天使像」です。悪魔を題材としている唯一の彫像といわれています。


ガラス張りのクリスタル宮殿(Palacio de Cristal)、美術展などが開かれているベラスケス宮殿(Palacio de Velázquez)も見逃せません。

そして、くつろぐならやはり憩いの中心である優雅な池へ。
池を見下ろすようにアルフォンソ12世のモニュメントが建っています。池の前にある通りにはパフォーマンスを披露しているアーティストたちが多く、思いがけず心を弾ませてくれる音楽や芸に出合うことも。

園内にはキレイに整備された図書館もあります。少し落ち着いて読書をするにはいい空間。

また、元動物園があった場所では、放し飼いのクジャクたちがゆったり散歩をしています。

公園の敷地面積は125ヘクタール。新宿御苑の2倍以上、東京ドームで例えるなら26個分。
旅ラン好きなら、ここは絶好のランニングコースです。
青い空の下、カラッと心地いい風を浴びながら、レティーロ公園をジョギングしてみてはいかがでしょうか。

公園内を気軽に周れる自転車や自動キックボードのレンタルも人気です。
子供連れ家族なら、4人乗りの自転車を。大人たちは運動にもなって、子供たちはラクに公園を見て周れるので楽しく過ごすことができます。園内には小さな子供用の遊具もあるので、そこでひと遊びしていくのもいいですね。
ちなみに4人乗りの自転車は電動アシスト付きをおすすめします。

自転車のレンタル(4人乗り)1時間18ユーロ
池のボートこぎ(4人乗り)45分6ユーロ

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