マドリードのたこ焼き店「Balón Tokio(バロン トウキョウ)」
2017年にマドリード初のたこ焼き専門店としてオープンし、たちまち人気を集めた「Balón Tokio(バロン・トウキョウ)」map
エチェガライ通り29番地にある店は地元スペイン人たちの常連客を増やし、たこ焼きの認知度を高めることに、さらには日本食の幅広さを伝えることに確実に貢献しています。
そして、勢いは留まらずついに2号店が始動!
1号店とはひと味違うメニューとサービスを揃えてアトーチャ駅そばにオープンしました。
アトーチャ駅そばに2店舗目がオープン。テイクアウトにかなり便利!
場所はアトーチャ・レンフェ駅からすぐ。map
駅構内の植物園側にある「Méndez Álvaro」と書かれた出口を抜けて徒歩約2分の距離です。
トルトサ通り沿いにあるバス停(47、56、247番のバスが停車) のすぐ目の前、たこ焼きが香ばしく焼かれていく様子がガラス越しに見えます。
マドリードと他都市を結ぶ長距離列車レンフェの利用時や、アトーチャ駅-バラハス空港間の移動の前後、さっと立ち寄ってテイクアウトができます。
ほっとできる日本食が嬉しい…
「Balón Tokio」の看板メニューはたこ焼きですが、2号店のこちらでは、おにぎりやミニうどん、カレーライスも用意されています。
おにぎり&みそ汁のセットが 2.90€ とお手頃!
みそ汁はお箸が無くても片手で飲めるようなスープタイプで、限られた時間の合間でも食べやすいように配慮されています。
ランチタイムにはお得なセットも。また、サイドメニューとして枝豆、豆腐、餃子、デザートにはどら焼きなどもありますよ。
オーダーは店内にあるタッチパネルで行います。
ファーストフード店などではおなじみの注文も清算もスムーズなシステム。
写真付きで見やすいので、スペイン語が分からない人でも大丈夫です。
営業時間は13時30分から22ま30分で。16時30分から19時30分の間はスペインの習慣に合わせて休憩が入り店が閉まっています。
時間を確認してお出かけください。
店主 一戸隆太さんの想いが詰まった1軒
「スペインの人たちにたこ焼きの美味しさを知ってもらって、そこから日本食や日本の文化にもっと興味を持ってもらいたいですね。日本に行ってみたいな、と思う人が増えてくれたら嬉しいです」と語るオーナーである一戸隆太さん。
店のコンセプトにもこんな言葉がありました。
「お互いの関係性をもっと深いものにするきっかけにしたい」
「もっと日本の良さを知ってもらうことで、遠くて行けないという概念から遠くても行きたいという概念に変える」
美味しいたこ焼きと馴染みやすい日本食を手頃な値段で提供する背景には、日本の文化をこの地に広げ、日本へと目を向け足を運んでもらえるように。という一戸さんの想いと信念があります。
一戸さんやスタッフが店内で着ているオリジナルのTシャツは、青森のねぶたとコラボしたデザイン。そこにも、日本の伝統文化をスペインで伝えていく一戸さんの情熱とかっこよさが・・・。
(Tシャツは店内で購入することができます)
最後になりましたが、肝心のたこ焼きはもちろん美味しいです。
揚げ焼きによるカリッとした食感で、中はトロリ。具がたっぷり閉じ込められていて食べ応えがあります。やはり焼きたては格別!ですが、冷めてもふんわりと口当たり良く十二分に美味しいです。
テイクアウトにおすすめ。
バルスタイルで店内で食べることも可能。
ソフィア王妃芸術センター、プラド美術館 から徒歩圏内。
旅や観光の合間に、気軽に日本食を楽しんでください。
※この情報は2019年4月現在のものです。メニューや価格、営業時間等は変更になる場合があります。