マドリードの心臓部「プエルタ・デル・ソル」

プエルタ デル ソル

太陽の門 Puerta del Sol (プエルタ・デル・ソル)

地下鉄「ソル」駅を降りてすぐ。
観光客で賑わうこの広場が、マドリードの心臓部ともいえるプエルタ・デル・ソル(太陽の門)です。

東側にあるクマとイチゴノキ(山桃)の木の像は、多くの人たちの待ち合わせポイントになっています。

正面に位置しているのはマドリード州首相公邸。古くは郵便局だった建物です。
見上げると、毎年スペイン国民に新年のカウントダウンを告げている時計と鐘があります。

時計塔の下には、東西南北へと続く国道の0km地点(キロメートル・ゼロ)が。各地方へとつながる道の起点を示すプレートに足を乗せて、ここで記念撮影をするのが観光客たちの定番です。

0km地点のすぐ後ろに首相公邸の入り口があり、そこには昔ながらの装いをした警備員が立っています。ユニークな形をした帽子をかぶっているので、ぜひ一目見てみてください。

広場の中央には、かつて噴水があった場所を示しているマリブランカ像が立っています。

そして南側には、カルロス3世の騎馬像。1700年代、国力が弱まり活気をなくしていたマドリードを再建したのがカルロス3世でした。

スペインの啓蒙専制君主であったその王の後方頭上には、シェリーブランド『TIO PEPE(ティオ・ペペ)』の看板があります。夜になるとひときわ目立つネオンもまた、現在ではシンボルの1つとなっています。

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