前衛的なセンスに触れられる。ティッセン = ボルネミッサ美術館

ティッセン美術館

Museo de Arte Thyssen-Bornemisza

建築・デザインに興味がある人、新しいアイデアを探している人、コンサバティよりコンテンポラリーなものに心が動きがちな人には、ティッセン=ボルネミッサ美術館をおすすめします。

ヨーロッパを代表する美術館が存在するマドリード。観光の際に訪れる美術館を1つに絞ろうとすると、プラド美術館かソフィア王妃芸術センターの2択で悩んでいる人がほとんどです。しかし、実はティッセン=ボルネミッサ美術館もかなりおもしろい場所です。ぜひ選択肢に加えてみてください。

この美術館には、ドイツ人実業家として財を成したティッセン家が2代にわたって収集した個人コレクションが展示されています。イタリア・ドイツ・オランダの絵画、ポップアート・抽象絵画など、13世紀から20世紀にかけての名作を所蔵。個人コレクションの数としてはエリザベス女王に次ぐ世界第2位を誇るそうです。

常設展のほか企画展も注目度が高い作品が多く、プラド美術館ほど規模が大きくはないので限られた時間でも十分楽しめます。

 カフェやショップも楽しめる

展示物のみならず、美術館そのものもおしゃれです。館内の表示やカフェレストランのちょっとしたデザインに粋な個性が伺えます。ミュージアムショップではお土産にもいいスタイリッシュな雑貨が売られているので、そちらも立ち寄ってみてください。

古典絵画のプラド美術館、そして現代絵画のソフィア王妃美術館とも徒歩圏内の近さ。3館を〝はしご〟をして、アート三昧の1日を過ごてみてはいかがでしょうか。

ティッセン美術館

入場料:一般大人12.00€, 割引8.00€(毎週月曜は常設展のみ無料)
開館時間:月曜12:00-16:00, 火曜-日曜10:00-19:00
最寄駅(地下鉄):「Banco de España」または「Atocha」駅から徒歩約10分
https://www.museothyssen.org

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