ソル レストラン チコーテ

街の心臓部プエルタ・デル・ソルを上から見ると・・・

マドリードの中心にある太陽の門プエルタ・デル・ソルは、観光客のほとんどが足を運ぶ名所です。マドリードのシンボルであるクマとイチゴノキの像やカルロス3世の像が建ち、スペインのゼロキロ地点があるのがこの場所。待ち合わせをしている人、記念撮影をしている人、観光客相手にパフォーマンスをしている大道芸たちが行き来し、毎日賑わっています。

バルや買い物に向かう地元の人たちにとっても、この場所はごく身近にある日常の一部です。そんなマドリードで最も有名なスポットを眺めながら、カスティーリャ地方ならではの伝統料理を食べられるテラスがあります。

ソル レストラン

メディアにたびたび登場する有名シェフ、アルベルト・チコーテが長年の夢を実現させてオープンさせたレストラン『Puertalsol by Chicote(プエルタソル・バイ・チコテ)』。彼のアイデアは、この店で真の伝統料理を復活させることでした。そのために重要だったのが、炭火焼グリルの設置だったといいます。旬の食材の旨味を炭火で引き出すという、シンプルで最も伝統的な調理法です。

スペインの有名シェフ チコーテがこだわる、素材の味を引き出す炭火焼き調理

500gの骨つき牛肉、マグロの頬肉、そして米料理まで、さまざまなメニューに炭火が使われています。こんがり焼き上げられるアーティチョークは、アーモンドとニンニクで作るアンダルシア地方の冷静スープ添え。

焼き物以外には、カスティーリャ地方の煮込み料理コシードのコロッケ、イカフライ、エンパナーダ、マヨネーズで野菜を和えているロシア風サラダといった王道の料理が揃っています。
デザートのためにも、別腹を空けておいてください。パティシエ自慢の季節を取り入れたデザートも必食です。


店内は3つのゾーンに分かれた構成になっています。

中央にあるのが、キッチンの様子が見えるバルスペース。ビールやワインと共にイベリコ豚やイワシの酢漬けなどの定番タパスが味わえます。

両サイドにはサロンがあり、そこで一番人気なのがテラス席です。テラスからは、ソルの名物の1つに数えられるティオペペの大きな看板も見えます。

百貨店「エル コルテ イングレス」の5階へ

天気を問わず、シエスタ時間でも一時閉店をせず、年中無休。
日本とは違うスペインレストランの営業時間に悩まされることなく、いつでも食事ができるのは助かります。

ソル駅のすぐ目の前。
レストランは百貨店エル・コルテ・イングレスの5階にあります。
(ソル広場に面したエルコルテのエントランスから入ってエレベータに乗って向かってください)

道に迷いやすい人でも、ここなら迷わず待ち合わせできるでしょう。

※この内容は2016年取材時のものです。ショップ情報は変更になる場合があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次