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MEDEA おまかせメニューの粋なセンスに注目

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MEDEA

素朴な外観。レストランとは表記していないロゴ。80年代のパブ風なドア。派手な自己主張はないのですが、ここ『メデア』は、確かな味に出合えるハイクオリティの美食レストランです。
マドリードのレストランによくあるバースペースはなく、店内はいたってシンプル。

料理もワインも固定のメニューはありません。食事は旬の食材を使うシェフのおまかせコースのみ。ワインは厳選したボデガからセレクトしたものを揃え、料理に合わせて提案してくれます。

その日のメニューを決めるのは、若手のシェフ、ルイス・アンヘル・ペレスさんと、セカンドシェフ、ボルハ・リベロさん。コースは6品のショート(Corto)、7品のミディアム(Medio)、10品のロング(Largo)の3つ。ワインはシェフにセレクトしてもらいマリアージュを楽しむことができます。もちろん、すべての料理で材料やストーリーをそれぞれ説明してもらえます。

 

 
例えば、「起源(Los orígenes)」と名付けられたメニューは、多彩な根菜が入った一品。「愛と憎悪(El amor y el odio)」という一皿はイチゴとココナッツのソースの上に添えたスモークサーディン。「私の地区に住む中国人にとってのメキシコ(México según el chino de mi barrio)」はタコスと北京ダックを融合させた創作料理。このように、料理に付けられているタイトルがそれぞれ非常にユニークです。

シェフのルイスさんはパジャドリ出身で、マドリードでは以前、美食スポットとして知られるプラテア(Platea)で働いていました。料理のほかビジュアルアートの勉強もしていたといい、鬼才と呼ばれるデンマークの映画監督ラース・フォン・トリアーが好きで、彼の作品『MEDEA』からこの店の名を決めたのだとか。

音楽好きだという一面がメニューのタイトルに現れていることもあります。例えば、グラナダの音楽グループ、ロス・プラネタスの名曲「La Veleta」の名をつけた料理が登場するなど。そこには、曲に通じるメッセージが込められているといいます。

広がっていく想像と刺激。美味しいだけじゃない楽しみがある一軒です。

 

※この情報は2016年のものです。営業時間やメニューは変更される場合があります。 
MEDEA

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