太陽が照りつける真夏。炎天下のアスファルトから逃げるように、マドリードの人々は屋上へと向かいます。そこでカクテルを飲んで、おしゃべりをして・・・。
そんなマドリレーニョたちのオアシスとなっている屋上テラスをご紹介します。
ホテル・ルームメート・オスカー(Hotel Room Mate Oscar)
気軽に立ち寄りやすいグランビア近くのルーフトップ
マドリードの屋上テラスについて語るなら、ホテル「ルームメート・オスカー」は外せません。
マドリードのど真ん中。地元の人たちから最も親しまれているルーフトップスポットの1つです。ここからは1年中360度の眺めが楽しめます。
夏はプールを囲んで降り注ぐ水しぶきのシャワーを浴びながら涼しく。冬は防寒システムが取り入れられ、暖かく。どの季節もラウンジスペースからサンセットを見送ることができます。
料理はシェアしやすいタパスが中心。
午後はラウンジ・アンビエント・チリアウトミュージック、夜はハウスミュージックが雰囲気を盛り上げてくれます。
住所:Plaza de Pedro Zerolo, 12
最寄り駅:Gran Vía / Chueca
営業時間:月-金18:00-02:00, 土日16:30-02:00
WEB
サンセット・ルーカーズ/ホテル・サント・ドミンゴ
(Sunset Lookers / Hotel Santo Domingo)
流れる音楽、DJのパフォーマンスが人気









バビロンの空中庭園からインスピレーションを得たという見事な壁面緑化。このテラスからは70mの滝が地上へと落ちていきます。見応えのあるグリーンデザインはフィレックス・ゴンザレス・ベラのアイデアによるもので、2011年に最も大きな垂直ガーデンとしてギネスブックに登録されました。街の中心で自然を感じ、風に触れ、日光を全身で浴びる。そんな最高のリフレッシュができる場所です。
流れる音楽は、ポップ・ロック・ラウンジ・エレクトロのミックス。木曜の夜にはDJが場を演出します。
住所:San Bernardo, 1
最寄り駅:Santo Domingo
電話:(+34) 915 479 800
営業時間:月-日21:00-02:00
予算:カクテル10-12€
https://sunsetlookers.es/ja
アメン・カナジャ / ジーロウ(Amén Canalla / Zielou)
チャマルティン駅からエンタメスポットへ直行



チャマルティン駅の上にある「ジーロウ(Zielou)」は、レストラン、テラス、クラブを展開しているカルチャースポット。敷地は33,000㎡あり、青空の下で音楽ライブが行われていることも。
ここでのトレンドは、フルーツ・野菜・ハーブ・スパイスなどを使ったミクソロジー・カクテルです。
トラディショナルとモダンを融合させた料理と空間が、若者たちを中心に人気を集めています。
住所:Estación de Chamartín, S/N
最寄り駅:Chamartín
電話:(+34) 912 999 078
営業時間:月-土12:00- 02:00, 日15:00- 02:00
予算:夕食35-40€, カクテル10€
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ザ・ミント・ルーフ(The Mint Roof)
夏に最高!トロピカルなルーフトップ






グラン ビア通りにある4つ星ホテル「ヴィンチ・ザ・ミント(Vincci The Mint)」の屋上。トロピカルなビーチを思わせるこのテラスのコンセプトは 〝Fresh&Music〟。夏場はサンセットのタイミングでリキュールをサービスしてくれることもあります。それは、焼けた空が暮れていくマドリードならではの街サンセットをその場にいるみんなで楽しむためです。陽が沈み終わると一斉に拍手が湧き起こります。太陽を拍手で見送るというのはイビサ島で行われているスタイルなのですが、この拍手を合図に、マドリードの夜が始まるのです。
フードトラックではカクテルやビールはもちろん、ハンバーグ、チーズ、ハム、ベトナム春巻き、フォカッチャなど無国籍なカジュアルフードを提供しています。
開放感のある空間デザインは人気デザイナー、ハイメ・ベリエスタイン(Jaime Beriestain)氏によるもの。独特の設計や演出にも注目を。
住所:Gran Vía, 10
最寄り駅:Gran Vía
電話:(+34) 902 454 585
営業時間:月-日17:00-24:00
平均予算:フィンガーフード10-15€, カクテル12€
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※この情報は2018年9月取材時のものです。サービス内容等は変更になる場合があります。