ワインの品揃えが500種!人気のワインバル「アベリアス」

スペインワイン マドリード レストラン

取材:Isabel Cebrián
撮影:Álvaro de la Fuente

マドリードでスペインワインを気軽に飲むなら、ここ

ワイン通もオーダーに迷うほど、という500種類以上のワインが揃う店「アベリアス(Taberna Averías )」。ワイン評論家アンドレス・サンチェス・マーグロ氏のアイデアをもとに、彼の息子がオープンさせたワインバルです。

この店には生ビールはありません。取り扱われているのは、厳選された優れたワインのみ。ガリシアやビエルソ産の繊細な赤ワイン、ベルデホ種の香り豊かな白ワイン、アラゴン州の3つの〝C〟といわれるカラタユ/カンポ・デ・ボルハ/カリニェーナ産の高品質なD.Oワインなど。そのほか、ヘレスのシェリー、ナバーラのロゼといったスペイン各地の特徴を持つお酒が揃っています。
店のオリジナルワインもあり、また、フランス、イタリア、アメリカ産も。

どのワインもグラスでオーダー可能

かなりの品揃えですが、すべてが1杯のグラスから注文できるというのが、この店の特長です。
ワインはコルクを抜いてしまうと酸化が始まりおいしさが減ってしまいますが、この店ではコルクを抜かずにワインを注ぐ革新的な技術を採用しています。そのため、品質を落とさず、すべてのワインを(高級ワインですら)1杯から提供することができるのです。
普段なかなか挑戦できない1本を試してみてはいかがでしょうか。

おすすめのワインは?

マドリード ワイン レストラン

スペインサラダの定番、ロシア風サラダに合わせるなら、カディスのサンルーカル・デ・バラメーダで作られた白ワイン「ラ・ボタ・デ・フロールパワー」を。チーズの盛り合わせには、フランスのローヌ地方のトップ赤ワイン「レ・ オー・ド・グラムノン」がおすすめ。
気軽に声をかければ店員さんが好みに合うワインを選んでくれるので、料理とのマリアージュを楽しんでみてください。

黒板に記されているその日のおすすめワインもセレクトの参考に。

ワインに合うスペイン料理

料理は、50年続く人気店「ラ・タスキータ・デ・エンフレンテ」のオーナーシェフ、フアンホ・ロペス・ベドマール氏がワインに合わせて提案しています。
オリーブや青唐辛子、アンチョビやイワシの酢漬けなどを串さしにしたバンデリージャ(Banderilla)、生ハムやチョリソの盛り合わせ(Tablas de ibéricos)、トマトやピーマンといった畑の野菜を使った手作りジャムが添えられているチーズなど。
※チーズは、バルセロ市場に務める熟成の職人ホセ・ルイス・マルティンによるセレクトです。

立ったままカウンターでワインを楽しんでいる常連たちが多く、シェアして食べやすいタパスが揃っていますが、お腹を満たしてくれるメニューももちろんあります。スペインらしい伝統的な食事をしたいなら、コシード(Cocido)や、牛テールのエンパナーダ(Empanada de rabo de toro)、牛頬肉の煮込み (Carrilleras de ternera)がおすすめです。

※この情報は2016年2月取材時のものです。サービス内容等は変更になる場合があります。

  • 料金 グラスワイン2.50€〜, おつまみ 6〜15€, フードメニュー7.50〜16€
  • 営業時間 月火水19:00-24:00 / 木金土12:30-24:00 / 日12:30-24:00
  • 住所 Ponzano, 16
  • 地下鉄 Iglesia
  • 電話番号 (+34) 916 033 450
  • リンク Web / Facebook
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