取材:Lulu Callejas
音楽、アート、グルメが融合したホテル Hard Rock Hotel Madrid
ロック好きはもちろんロック好きならずとも知っておきたい存在『Hard Rock Hotel Madrid(ハード ロック・ホテル・マドリッド)』。音楽をベースとしたブランドコンセプトに忠実に、単なる一過性の宿泊施設に留まらない驚きと充実感を提供してくれるホテルです。
客室はハードロックのブランドの特徴を散りばめたモダンなスタイルで、スイートを含む計161室を有しています。全室で「The Sound of Your Stay™」プログラムによる24時間流れる音楽が無料で視聴可能。お気に入りのアーティストのプレイリストを聴くことができるほか、クロスレイのターンテーブルでレコードを聴いたり、20本揃えられているというフェンダーのギターをレンタルして弾いてみたり、といった体験もできます。



体を動かしたい人は、最新のマシーンを取り入れた24時間営業のフィトネスセンターBody Rock®へ。ガーデンにあるプールもいいでしょう。水中スピーカーがあるのでプールでも音楽を満喫できます。疲れた体を癒したいなら、サンラウンジで昼寝をしてみてはいかがでしょうか。
展示されているオブジェや記念品に注目
宿泊をしなくてもこのホテルの魅力は楽しめます。
ロビーにあるバー『GMT +1』は終日営業しているため、早朝も深夜もシエスタタイムも時間を気にせず利用可能です。アトーチャ駅から徒歩圏内なので、ちょっと時間をつぶしたり誰かと待ち合わせしたりするにも便利でしょう。
空間デザインには、ラ・モビーダ・マドリレーニョと呼ばれるカウンターカルチャー運動(フランコの没後、民主化へと急速に移行していった際の文化革命)とその時代に活躍した人々への敬意を込めているのだとか。壁には国内外の著名なアーティストのオブジェや記念品が70点以上も展示されています。



美食家たちを満足させるハイクオリティなフードメニュー
マドリードのように美食が重視される都市では、ホテルにも一流のレストランが欠かせません。
「ハードロックホテル マドリード」では伝統的なスペイン料理にモダンなテイストを加えたメニューを提供するレストラン「Sessions(セッションズ)」がゲストたちを迎えてくれます。
おすすめの代表的な料理は、イベリコ豚の生ハム、オリジナルのパタタス・ブラバス、ロメスコソースを添えていただく生ハムのコロッケ、ニジマスのタタキ。リャウナと呼ばれる米料理も、試す価値ありの人気メニューです。



360°見渡せるルーフトップ
天気がいい日ならテラス席で食事をするのが理想的でしょう。
屋上にはルーフトップバー『RT60』があります。
(※RT60とは、音源が停止した後の残響時間を示す数値のこと。レコーディングスタジオの完璧な雰囲気を表している名だそうです)
ルーフトップでは、マドリード市街のパノラマビューを眺めながら、DJやコンサートに身をゆだね、美味しいカクテルで乾杯♪
生ハムやチーズといったカジュアルな軽食をとることもできます。



ロックファンのあなたは、ホテル内のショップに立ち寄って、マドリード限定のオリジナル品を記念に買うこともお忘れなく。









ホテル場所は、ソフィア王妃芸術センター・プラド美術館・ティッセン・ボルネミッサ美術館の三大美術館トライアングルからほど近くです。
※この情報は2021年7月取材時のものです。サービス内容等は変更になる場合があります。