2019年1月7日(月)まで、ソフィア王妃芸術センターにて女流画家ドロテア・タニング氏の作品展「Detrás de la puerta, invisible, otra puerta」が行われています。
20世紀の美術史における重要な画家といわれる彼女。特に初期に描かれたシュルレアリスム絵画は今なお注目されています。
冒頭の画像は、中でも代表的な作品である「小さな夜の曲」です。
少女たちの装い、巨大なひまわり、奥の部屋から漏れる光。非現実が現実に混ざり合い想像力を駆り立てます。
女性の内面を描いた作品も多く、彼女自身のポートレートも非常に魅力的です。
出身はアメリカ。ドイツの画家マックス・エルンストの妻であり、フランスで活躍していたことも。
このように世界の名画が期間限定の企画展として鑑賞できるのも、ソフィア王妃芸術センターの見どころです。