ドリンクが充実

Inicio / 観光スポット周辺のレストラン / 地下に潜む、歴史と秘密に満ちたボデガレストラン

地下に潜む、歴史と秘密に満ちたボデガレストラン

シェアする

スペイン中のD.Oワインを取り扱う『ボデガ・デ・ロス・セクレトス(Bodega de los secretos)』。
地下に潜むここは、〝隠れ家のような〟ではなく、本当に隠れ家だった場所です。

歴史は12世紀まで遡ります。
かつてはここにテンプル騎士団が集まっていたこともあると言われていました。17世紀にはサンフェリペ修道院の修道士たちが、この空間でワインを熟成させ貯蔵していたと言います。それから約100年後のナポレオン時代、そしてさらに200年後のスペイン内戦中には、シェルターとして利用され市民を守っていました。以前はここから総合病院へと続く道があったそうです。その総合病院は現在、ピカソの名画「ゲルニカ」を展示するソフィア王妃芸術センターに姿を変えています。

Bodega de los secretos Madrid

以前ワインの樽が置かれていたスペースが、今ではテーブル席に。古いインテリアによって、歴史を感じる趣がそのままに演出されています。そこへ、キッチンから地中海の食材を使ったモダンな料理が運ばれてきます。

一番人気は、カバとの相性がいい「スモークサーモンとうなぎ」(Salmón y anguila Carpier con cava Rimarts rosado.)。これを試さずにこのレストランからは帰れないと言われている名物料理だとか。フォアグラとイベリコ豚をアーティチョークで包んでいる一皿(Alcachofas con foie y el secreto)もおすすめです。マンゴーのキャビアとゴマをミックスした「赤マグロのタタキ」(Tataki de atún rojo con sésamo y caviar de mango)、 「牛肉のステーキ」(Steak tartar de buey)には、アジアンテイストも加えらえています。

ワインは、スペイン中からD.Oワインを揃えています。
中でも、カタルーニャ出身のオーナーは小規模生産されているカタルーニャのカバにこだわっているよう。コステルス・デル・セグレ産のワイン「ビロセル」や、リェイダで採れたサルバレのオリーブオイルがあることにも、カタルーニャへの思いが現れています。ちなみにサルバレのオリーブオイルの売り上げは、カタルーニャ地域で暮らす絶滅危惧種の動物たちを守るために寄付しているそうです。

さて、食後にも誘惑がやってきます。
モヒートのシャーベットや、最近再ブームになっているクラシカルなカクテルなど、上品に食事を締めくくるためのメニューが。「〆にカクテルで乾杯」という人も多いとか。

空間にも食事の楽しみ方にも独特のストーリーがあるレストラン。
定番とは違うマドリードを探るなら、ぜひこんな場所へ。

 

取材:Andrés Galisteo
撮影:Victoria Verdier

シェアする

¿ Recibes nuestra newsletter ?

No te pierdas nuestro boletín semanal de noticias para estar informado, antes que nadie, de las mejores promociones, eventos y novedades de Madrid. ¡Suscríbete!