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作り手と使い手の想いを秘め続ける一生ものの革製品

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大好きなバッグ作りを仕事にすることが夢だったメリナが、現在共にバッグブランドを展開しているパートナー、ダビッドと出会えたのは、偶然ではなく運命でした。
ある日メリナが自転車の修理のために自転車店へ。その店のオーナーだったのが、ダビッド。彼はメリナが持っていたバッグがどうしても気になったのだそうです。そこでダビッドが話しかけてみると、魅力あるそのバッグはメリナの手作りとのこと。彼女はバッグ作りを仕事にしたいのだという夢を彼に語りました。そこでダビッドは彼女の才能を認めつつも、その道へ進むことには反対の意見を伝えたといいます。なぜなら、彼は革のバッグ工房を営む家に生まれたから。長年家族がバッグを作り続けているのを見て育ち、大変さもよくわかっていたのです。

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けれどその後、メリナの情熱が冷めることはありませんでした。やがて彼女は念願のアトリエを手に入れ、プロとしてバッグ作りを始めていくことに。夢を叶えようとする彼女は、革職人の資質を受け継いでいるダビッドも一緒に仕事をしていこうと説得しました。そしてついに、彼を本職へと導いたのです。

こうして『オフィシオ・ステュディオ』がスタートしました。

 

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2人が作っているのは、バッグのほかに、財布、メガネケース、キーホルダー、ブックカバー、エプロンといった革製品。すべて1つずつ手作りしています。上質の革を選び、化学薬品を使わないタンニンなめしの手法を取り入れています。時間と手間をかけるタンニンなめしによって仕上げていく革は、硬くて丈夫。革本来の色合いがそのまま活かされ、使い込むほど味わいを増していきます。彼らの商品が、美しく、味わい深く、質が高いのは、職人技が試されるこのなめしの工程を丁寧に行っているからです。

 

お客さんと直接コミュニケーションをとることを大切にしているという2人。これまでどんな人が何をオーダーしたのかを、よく覚えているといいます。いつのまにかお客さんが仲のよい友人になっていることも少ないないとか。

彼らのプロダクトの中でベストセラーになっているのは、「アニータ」と名付けられたドクターバッグ。昔の医者の診療カバンからアイデアを得ている収納力抜群のデザイン。ハンドバッグにもショルダーバッグにもなります。これは、メリナが始めてオーダーを受けて作ったバッグで、その注文者の名が商品名になっているそうです。

このほか、学生カバンのスタイルでリュックにもなるバッグ「ガラ」。郵便局員のバッグをモチーフにした「ポスタル」。スイスの軍隊で使われていたリュックをイメージした「スイス・リュックサック」など。

イニシャルを加えることも可能です。また、リクエストすれば実際に手作りしている様子の写真も添えてくれます。

革職人が少なくなってきている現在、『オフィシオ・ステュディオ』は非常に貴重な存在です。
良いものを長く大切に使い続けたい人へ、ぜひお伝えしたいブランドです。

 

商品は公式サイトから購入することができます。
http://www.oficiostudio.com

取材:María Arranz
撮影:Javi de Bona

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